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寺尾 拓巳 (てらおたくみ)
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■酸熱トリートメントとは?
簡単に言うと、今までの縮毛矯正でもなく、コーティング系のトリートメントでもなく最先端の毛髪再整です!
Lafで現在取り扱っている薬剤はグリオキシル酸という酸を使って髪の毛の中から歪みをなおしていく施術のものです。
髪の毛は死滅細胞でできているため、今まで一度ダメージすると元には戻りませんでした。
その負ってしまったダメージに関しては、トリートメントでコーティングするか、またはカットで切り落としてしまうか、どちらかでしたが、髪質改善 酸熱トリートメントはコーティングでも切り落とすでもなく、髪の毛の繊維を細胞レベルまで入って、一列に並べて歪みをとってくれます!
よって、歪みがなくなり、髪が整い、綺麗になります。
■酸熱トリートメントの噂
など、お問い合わせをいただくこともあります。
本当のところ、実際どうなのか?
■酸熱トリートメントが痛むと思われている理由
髪が綺麗になると言われている酸熱トリートメントに対して、なぜ、「酸熱トリートメントは髪が傷む。」と言う噂が立つのか?
それは、実際に酸熱トリートメントをして傷んだ方がいるからです。
と思ったそこのあなた。
正しい髪質判断、薬剤設定ができれば、酸熱トリートメントで髪が傷むことはありません。
正しい酸熱トリートメントの施術が行われないと、髪は傷んでしまうのです。
ただ、残念ながら、酸熱トリートメントはまだまだ歴史の浅いジャンルです。
間違った捉え方をしている美容師さんもいるかと思います。
■酸熱トリートメントの失敗4選
酸熱トリートメントでよくある失敗を4つに分けてみました。
以下に書いてある失敗で大体の失敗は網羅できるかと思います。
●髪が硬くなった
と僕の元にご新規のお客様がいらっしゃるケースが1番多いです。
こちらは酸熱トリートメントの薬剤phを把握できずに施術された可能性が高いです。
phとは?
髪はもともと弱酸性です。
カラーリングやパーマ施術後の髪や、傷んでいる髪はpHがアルカリ性に傾いていることが多くあります。
髪はアルカリに傾いてしまうとダメージを負います。
ただ、弱酸性よりも酸性に傾きすぎると、こちらもダメージとなります。
●癖が伸びない
こちらもよくあるケースかと思います。
そもそも、酸熱トリートメントは1回で癖を伸ばしてストレートヘアにすることはできません。
縮毛矯正が整形なら、酸熱トリートメントは整体です。
酸熱トリートメントは回数を重ねることで、癖を徐々に落ち着かせていく施術です。
癖を取り除くことが1番の目的である場合は縮毛矯正の施術をオススメします。
また、最近は酸性の縮毛矯正があります。
時間はかかりますが、髪に優しい薬剤で、限りなくダメージを抑えた施術をすることで、まるでトリートメントをしたかのような髪質に変化させる縮毛矯正です。
詳しくはこちらを参考にしてください。
●効果が感じられない
こちらは先ほど説明させていただいたpHが髪の等電点に近い酸熱トリートメントを施術された場合か、施術工程のアイロンの熱伝導が悪く、酸性の薬剤が反応仕切らなかったため髪質改善ができなかったことが考えられます。
髪質改善や、酸熱トリートメントに使用される薬剤は熱がしっかりと伝わらないと効力を発揮できない場合がほとんどです。
アイロンワークはとても重要です。
●チリチリになった
こちらは「酸熱トリートメントをしたら髪が硬くなって、扱いづらくなった。」
を通り越して、強酸の薬剤で酸熱トリートメントを繰り返しすぎてしまし、その強い酸性に毛髪が耐えれなくなり、チリチリになってしまったことが原因です。
ここまでくると1度の施術で元の状態に戻すのはなかなか難しいと思います。
3回ほど通っていただき、徐々に髪のpHと内部脂質を調整して負担がないように戻していく必要があります。
■傷む酸熱トリートメントと傷まない酸熱トリートメントの違い
傷む酸熱トリートメントと傷まない酸熱トリートメントの違いは何なのか?
正直な話、美容師の力量によると思います。
冒頭に述べたとおり、髪質改善や酸熱トリートメントはまだまだ歴史の浅い施術です。
そのため、髪質改善や酸熱トリートメントをやり込んでいる美容師、精通している美容師がまだまだ少ないと思います。
傷む酸熱トリートメントは、髪質やダメージ、施術履歴などを考えずに施術されている酸熱トリートメントです。
髪質を改善するどころか、2、3回目あたりから髪が硬くなり扱いづらくなっていきます。
また、傷まない酸熱トリートメントとは、髪質やダメージ、施術履歴などを考慮して薬剤を設定し、施術頻度、お家でのケアまでアフターフォローがされている酸熱トリートメントです。
■美容師さんに知って欲しい酸熱トリートメントとは?
美容師さんに知って欲しいことは、まず
酸熱トリートメントは万能ではない
ということ。
癖があるお客様や髪質改善をしたいお客様にとりあえず酸熱トリートメントを勧める行為は愚行です。
その酸熱トリートメントがもしかしたらお客様の髪を逆に傷めている可能性があります。
酸熱トリートメントでは、特にpHの調節が難しく、髪質やダメージに合わせた薬剤設定が肝です。
また、酸熱トリートメントの経験値が高くなるまでは、カラーリングやパーマなどとの同日施術はオススメしません。
特にカラーリングやパーマはアルカリ性のため酸性の酸熱トリートメントとは真逆の性質です。
十分に注意しましょう。
■お客様に知って欲しい酸熱トリートメントの実態とは?
最近、髪質改善や酸熱トリートメントはどこの美容院でも取り扱いはあります。
取り扱いはありますが、使いこなせているかは定かではありません。
髪質改善や酸熱トリートメントの施術を希望される場合は、髪質改善や酸熱トリートメントの施術が経験豊富なスタイリストさんにお願いしましょう!
■酸熱トリートメントは本当に悪なのか?
酸熱トリートメントは悪なのか?髪が傷むのか?
使い方や薬剤に対する理解、技術があれば髪質は改善されますし、お客様のお悩みを取り除ける素晴らしい施術です!
Before→After
Before→After
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Before→After
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確かに髪質は改善されていますし、お客様の実感もとてもあります。
2年近く続けていただいているお客様からも、梅雨に髪を降ろせるようになったなどと言っていただいています。
正しく理解し正しく使用することで最高のパフォーマンスを出せるのが酸熱トリートメントです!
Happyは髪型から♪
最近、ブログを見て
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