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寺尾 拓巳 (てらおたくみ)
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■女性の髪のお悩みNo.1 白髪
30代〜60代女性の髪のお悩みNo.1と言われる白髪。
この白髪を隠すために日本人女性は白髪染めを繰り返してきました。
しかし、白髪染めにはネガティブなイメージ、また白髪染めを続けることで生まれるデメリットなど問題が多数存在します。
そんな中、近年、脱白髪染めと言われる白髪染めを使わずにカラーリングすることがトレンドになりつつあります。
そして、僕自身もクリアグレイカラーという脱白髪染めを考案し、お客様に施術させていただいています。
今回はクリアグレイカラーを初めて施術させていただくお客様へ向けた記事となります。
カウンセリング時に説明させていただく内容など順を追って書きました。
これからクリアグレイカラーでご予約をいただく方、検討中の方は、是非、ご一読ください。
■白髪と黒髪の違い
白髪と黒髪は何が違うのか?
白髪と黒髪の違いその1 髪色
白髪と黒髪の違い、1つ目は髪色。白髪と黒髪、読んで字のごとく色が違います。
白髪は頭皮にある毛母細胞のメラノサイトという髪に色をつけてくれる細胞が何らかの原因によって正常に働かなくなり
髪色が白いまま生えてきている状態です。
白髪と黒髪の違いその2 キューティクルの枚数
キューティクルとは髪の一番外側に位置する、窓のようなものです。
キューティクル…透明なガラス状のタンパク質でできています。髪の内部を保護しツヤや指通りに関係します。
メデュラ…髪の芯の部分です。
コルテックス…メラニンを含む柔らかいタンパク質で構成されています。髪の性質を決める大事な部分です。
カラーリングの際、薬剤の力でキューティクルを開けて、その隙間から染量を入れて髪の色を変えます。
黒髪の場合は1枚、白髪の場合は3〜4枚と白髪の方がキューテイクが分厚くできています。
■白髪染めとおしゃれ染めの違い
白髪染めとおしゃれ染めの違いで注目するべき点は2つ
白髪染めはおしゃれ染めに比べて、分厚くなったキューティクルを開くために、パワーが強く作られています。
そのため白髪を染めるために白髪染めを使ってしまうと、白髪以外の毛が傷んでしまい、結果、髪が硬くなってしまい、ゴワゴワっとした硬く艶がない髪の毛へと変貌してしまうのです。
白髪を染めて髪の毛が硬くなるか(白髪染め)、白髪は染まらないけど硬くない髪をキープするか(おしゃれ染め)、どちらかということですね!
この2択って、ファーストグレイ世代(白髪が出始めた世代、主に20代後半から30代前半)の中ではかなり重要だと思います !
白髪染めは白い毛をこげ茶にするために、赤茶色の占領が多く入っています。
そのため明るく染めることや、赤みがない透明感おある色に染めることが困難となります。
白髪染めの染料の濃さ、色味を考えると、いろいろな色が選べずカラーリングを楽しむなんてできませんよね?
■脱白髪染め2種類
脱白髪染めは大きく分けて3種類に分類することができます。
今回は脱白髪染めカラーの種類を大きく分けて2つにして解説します!
①脱白髪染めハイライト
脱白髪染めハイライトは白髪を目立たなくするためにハイライトを入れるスタイルです。
ハイライトを細かく入れて、人口の白髪に見立てるようにハイライトを配列することで白髪に色が入っていない(白髪が染まっていない状態)でも、綺麗になじませることができます。
②おしゃれ染めで白髪を染める#クリアグレイカラー
白髪を染めるために白髪染めを使わずおしゃれ染めのみで白髪を染めるスタイルです。
お客様の髪色、髪質、希望の髪色などの要素から独自の理論によりおしゃれ染めを5〜6種類ミックス。
・白髪のキューティクルに作用するギリギリのパワー
・赤くならないブラウン、アッシュ、グレーの色相ミックス
この2つを意識した理論により白髪が染まるおしゃれ染めを作り、おしゃれ染めで白髪を染める方法です。
より詳しくはこちらを↓
■ハイライトメリット、デメリット
ハイライトはブリーチ(脱色剤)を使用して、髪色に明るい筋を入れて白髪を馴染ませる手法です。
ハイライトを人工の白髪と見立てることで、白髪が伸びても馴染んでわかりづらいというメリットがある反面、ブリーチを使用するためダメージが大きくなります。
もちろん、ケアブリーチなどを使用すればダメージを最小限に抑えることは可能です。
メリット
・髪色を明るく出来る
・根元のカラーリングが白髪と馴染む
・赤みがないカラーリングができる
デメリット
・ハイライト部分の髪が傷む
・色持ちが悪い
・明るく退色しやすい
■#脱白髪染めクリアグレイカラーのメリット、デメリット
メリット1 白髪を明るく染めることができる
おしゃれ染めのみで、また、赤い線量を極力抑えた独自の配合で薬剤を作るため、白髪染めよりもはるかに明るい明度で白髪を染めることが可能です!
おしゃれ染めの透明感を根本から出すことが出来ます!
メリット2 白髪染めに比べてダメージが極限まで少ない
白髪染めを使用せず、お客様一人一人に合った薬剤を作成し、ギリギリ白髪が染まるパワーにするため、ダメージを極限まで抑えることが出来ます。
メリット3 髪が柔らかくなる
今まで白髪染めを繰り返していた方は、アルカリが少ないカラー剤に変更することで、髪を柔らかく作り変えていくことが可能です。少しずつ、新しい髪をダメージが少ない髪で染めることで、半年もすれば見違える髪質になります!
メリット4 カラーリングの頻度が低くなる。
白髪染めを使わずにカラーリングをすると根元に透明感を出すことが出来ます!
そうすることで、新しく伸びてきた白髪と、既染部が馴染み、白髪染めをしていた時よりも根元の伸びが気にならずカラーの頻度を低くすることが出来ます!
僕のお客様の中には3週間に1度染めていた方が1ヶ月半に1度になった方もいます!
より頭皮への負担を減らしたい方はこちらもオススメです♪
クリアグレイカラーデメリット
クリアグレイカラーは薬剤のパワーが弱いため、元々、白髪染めを続けていた方で染料の残留が多い方(真っ黒になっている方)の髪色を明るくするには回数を要することがほとんどです。急速に髪色を明るくされたい方はハイライトも使った合わせ技がおすすめです!
また、この配合は特殊な理論のため、他の美容師さんとは大きく違う配合になっており、髪質やダメージに合わせてすごく細かい配合となっております。
そのため、おしゃれ染めで白髪まで染めれる美容師さんは少なく、対応可能な美容院が少ないのも現状です。
■お客様1人1人に合わせたプランニング
初めてご来店いただくお客様へのカウンセリング時に
いつまでにどれくらい明るくしたいか?また、いつまでにどんな色にしたいか?
を伺うようにしています。
プランは大きく分けて2つです。
①クリアグレイカラーでじっくり髪色を育てるプラン
クリアグレイカラーは白髪染めからシフトチェンジして、繰り返せば繰り返すほど髪質が改善されていくカラーリングです。
1回のカラーリングで髪にかかる負担(ダメージ)が少ないため、髪質が良くなっていきます。
その反面、白髪染めによる残留色素が多い場合は一度に完璧に取り除くことが難しく、徐々に理想の髪色に近づけていくこととなります。
②ハイライトで急速明るくするプラン
クリアグレイカラーのように徐々に明るく、理想の快色に育てていく神田絵型とは異なり、急激なイメチェン、決められた日時のイベントまでに髪色を明るくしたい!とお考えの方はハイライトを入れて、明るくするプランがおすすめです!
ハイライトによって白髪染めの残留色素を取り除き、ご来店いただいたその日に明るくすることできるため最短で理想の髪色に近づけることができます。
その反面、髪にかかる負担がクリアグレイカラーに比べて大きくなるため、ダメージケアが必要不可欠となります。
また、ご来店当日はハイライトとオンカラーの2回のカラーリングが必要となるため、時間と金額がかかってしまいます。
じっくりで良いのでなるべくダメージを抑えて髪色を育てていきたい方は①
とにかく最短で白髪染めの髪色から脱したい方は②
といった感じに考えていただけると良いと思います!
■クリアグレイカラーカタログ
■前向きにカラーリングできるために
白髪=白髪染め
白髪染め=ネガティブ
このイメージを覆すべく考案したのがクリアグレイカラーです!
より多くの女性に白髪があってもカラーリングを楽しんでほしい!
白髪を染めるためにカラーリングをするのではなく、髪色の楽しんでおしゃれをするためにカラーリングをしてほしい!
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