寺尾 拓巳 （てらおたくみ）
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日本人の８割はくせ毛さんと言われています。
そんなくせ毛さんと切っても切り離せないのが「縮毛矯正」というもの。
そんな縮毛矯正やストレートパーマをかける方が１度は美容師さんに質問したことがある
「縮毛矯正とカラーリングは同じ日に出来ますか？」
目次
- 1 ■そもそも縮毛矯正とは？
- 2 ■縮毛矯正がダメージする理由
- 3 ■カラーリングとは？
- 4 ■ヘアカラーが発色するの流れ
- 5 ■カラーリングで髪が痛む原因は過酸化水素水！？アルカリ！？
- 6 ■同日にするとダメージが大きいと思われている理由
- 7 ■寺尾的、縮毛矯正とカラーリングの同時施術はありか？なしか？
- 8 ■業界最新の「酸性ストレートパーマ」
- 9 ■酸性ストレートパーマのメリット
- 10 ■酸性ストレートパーマのデメリット
- 11 ■こんな方にオススメ
- 12 ■酸性ストレートのお客様Before→After
- 13 ■ダメージ最小のカラー剤「イルミナカラー」
- 14 ■白髪染めに関して
- 15 ■寺尾式オーダーメイドグレイカラーとは？
- 16 ■寺尾式オーダーメイドグレイカラーのメリットとは？
- 17 ■繰り返すたびに、綺麗になる
- 18 ■ダメージ最小の掛け合いにより安心安全が実現
- 19 ■お客様と美容師の二人三脚が大事！
■そもそも縮毛矯正とは？
そもそも縮毛矯正とは、縮れた髪やうねりのある髪を薬剤の力と物理的な力、熱の力を使って直毛の状態に固定する技術のことです。
通常、どんな髪でもまっすぐにすることができ、一度縮毛矯正をかけた髪は半永久的に直毛の状態が保たれます。
■縮毛矯正がダメージする理由
縮毛矯正がダメージする理由は２つあります。
縮毛矯正のお薬は簡単に説明すると、以下の成分が大きな役割を担っています。
アルカリ剤
アルカリによって髪のキューティクルを開き、髪の内部に薬剤を入れる役割を担います。アルカリ値が高ければ高いほど髪にとってはダメージとなります。また、髪が硬くなり、柔らかさが失われる原因にもなります。
還元剤
髪の内部の結合を切断する役割を担います。縮毛矯正やストレートパーマには必要不可欠な薬剤ですが、必要以上に元からある結合を切断してしまうとダメージとなってしまいます。頃合いを見定めるのにも美容師さんの知識と経験が重要になってきます。
薬剤で結合を切り離した後、ブローとアイロンによる熱で髪の中の結合をまっすぐに並べ替えます。
髪の毛のタンパク質は約60度からダメージすると言われています。
縮毛矯正や使徒レートパーマの施術工程の中で、ブローやアイロンの熱が髪にとってのダメージとなります。
■カラーリングとは？
カラーリングにも色々な種類がありますが、皆さんが美容院でする一般的なカラーリングは「酸化染毛剤」という種類にあたると思われます。
■ヘアカラーが発色するの流れ
髪の構造は以下の図のようなものになっています。
ヘアカラー剤が髪に塗布されると、カラーリングが主に染色するのは、図のコルテックスの部分です。
髪の構造
キューティクル…透明なガラス状のタンパク質でできています。髪の内部を保護しツヤや指通りに関係します。
メデュラ…髪の芯の部分です。
コルテックス…メラニンを含む柔らかいタンパク質で構成されています。髪の性質を決める大事な部分です。
このコルテックスに染料を届けるために、
１、キューティクルを開く
↓
２、染料を届ける
↓
３、発色させる
↓
４、キューティクルを閉じる
といった流れで、髪に対して影響を与えるのがカラーリングです。
■カラーリングで髪が痛む原因は過酸化水素水！？アルカリ！？
ヘアカラーには過酸化水素水が含まれており、過酸化水素水はヘアカラーに置いて
・メラニンを分解
・染料を定着させる
この２つの役割を担っています。
そのため、ヘアカラーをする際に過酸化水素水は『活性酸素』を発生させます。
この活性酸素が髪にも肌にも良くないです。老化の原因となります！
また、アルカリ剤も髪に多大な影響を与えます。
アルカリは
・髪のキューティクルを開く
役割を担っています。
カラーリングにおいてはこのアルカリと過酸化水素水が髪にダメージを与えています。
◆pH値とは？
pH（ペーハー）とは、ある水溶液がアルカリ性か、中性か、酸性かを具体的な数値で表したものです。
pH値は１から１４まであり、７の場合を中性とよび、これよりも大きい数字の場合をアルカリせ性、逆に小さい場合を酸性とよびます。
身近なものだと、例えば石鹸水はpH12くらいの強アルカリ性を示し、レモン水の場合は、pH2くらいで強酸性を示します。
◆髪の等電点
健康な毛髪の場合は、pH4.5~5.5くらいの弱酸性を示しこの領域が最も安定な状態になり、毛髪の等電点と言います。
等電点の範囲で、毛髪は最もタンパク質の結合が強くなり、それ以外の範囲では不安定になります。
ペーハー値が非常に重要なんです！
パーマ剤やカラー剤はアルカリ性のため、施術後に毛髪はアルカリに傾いてしまうことがほとんどです。
■同日にするとダメージが大きいと思われている理由
どちらの施術もダメージがあるため、髪にとってダメージがある施術を２つも行うことが、冒頭にもあった「縮毛矯正とカラーリングは同じ日に出来ますか？」という質問に繋がってるいると思われます。
一般的なイメージを聞くと、カラーリングに比べて、縮毛矯正の方がダメージが大きいと感じる方が多いみたいですね！
■寺尾的、縮毛矯正とカラーリングの同時施術はありか？なしか？
さあ、ここからが本題です！
もちろん縮毛矯正もカラーリングもダメージを完全になくすことはできませんが、僕にはどちらもダメージを最小限に抑えた施術をすることができます。よって答えは、ありとなります！
まずは縮毛矯正からです！
■業界最新の「酸性ストレートパーマ」
今回紹介するのは、従来のストレートパーマや縮毛矯正と比べて、ほとんどダメージがないと言っても過言ではないくらいダメージを抑えることに成功した「酸性ストレートパーマ」です！
今まで使用していた薬剤とは異なる、酸性領域の薬剤、酸性領域でも髪の還元を行える特殊な薬剤を、髪質ダメージレベルに合わせてオーダーメイドで調合します。
そうすることで、髪に対してすごく優しい弱酸性の薬剤で癖をしっかりと伸ばしながら、髪を柔らかくストレートにすることができるようになりました！
■酸性ストレートパーマのメリット
メリット１、まっすぐになりすぎない
メリット２、柔らかくなる
メリット３、パーマがかけれる
メリット４、ブリーチ毛でもできる
メリット１、まっすぐになりすぎない
髪に対して必要最低限の結合を切り、髪の柔らかさを残しながら癖を伸ばしていくので。従来のストレートパーマや縮毛矯正とは異なるしなやかなストレートになります。
メリット２、柔らかくなる
保湿しながら施術を進めていくので髪の柔らかさが従来のストレートパーマや縮毛矯正とは段違いです！トリートメントをしなくてもまるでトリートメントをしたような仕上がりになります！
メリット３、パーマがかけれる
酸性領域でかけるストレートパーマのため、ストレートをかけた部分も、少し期間を開ければパーマをかけることが可能です！パーマをかける際は酸性のパーマがオススメです！こちらを参考にしてくださいね！
※他店様でアルカリのストレート、縮毛矯正をかけられた髪の毛に対しては残念ながらパーマをかけることは難しいと思われます。
メリット４、ブリーチ毛でもできる
なんと、ブリーチ毛でもかけれちゃうんです！ただ、かなり繊細な施術になるため、ダメージがひどい場合はお断りさせていただく場合や別のトリートメントを提案させていただく場合もございます！
■酸性ストレートパーマのデメリット
デメリット１、時間がかかる
デメリット２、費用がかかる
デメリット３、技術と知識、髪質判断が必要な技術のため美容師によって仕上がりに差が出る
デメリット１、時間がかかる
薬剤が弱酸性で非常に優しいため、薬剤が浸透するまで時間を要します。酸性ストレートパーマ単体で約３時間をみていただき、その日の美容院後のご予定に関しては時間に余裕を持ってご来店ください。
デメリット２、費用がかかる
業界最新の薬剤を使用する施術のため料金設定も従来のストレートパーマより少し高めの設定とさせていただいています。
寺尾拓巳限定「酸性ストレートパーマ」 24000円（税抜き）
期間限定クーポンを発行させていただいています。
こちらからご予約ください↓
デメリット３、技術と知識、髪質判断が必要な技術のため美容師によって仕上がりに差が出る
業界最新の技術、知識、薬剤のため施術できる美容師さんがごくわずかです。また、経験もすごく重要となります。美容師さん選びは慎重に行いましょう！
■こんな方にオススメ
・癖をしっかり伸ばしたい方
結合を切断して柔らかく再結合するため、癖をしっかりと伸ばし、手で乾かしただけでもストレートにまとまるヘアスタイルになります。
・広がりが気になる方
癖を伸ばしながら保湿も行うので、今までが嘘だったかのように髪が広がらず、まとまります。
・酸熱トリートメントでは癖の伸びに満足できなかった方
酸熱トリートメントは繰り返すことで効力が上がる施述です。
サロンでも、１度きりの施述とは考えず整体のような考えで、繰り返していただくことを前提に施述を行っています。
酸性ストレートは１回の施術で癖を伸ばしきる事が可能です！
酸熱トリートメントの癖の伸び具合に満足できなかった方は酸性ストレートパーマがオススメです！
■酸性ストレートのお客様Before→After
40代のお客様
Before
After
オーダーメイドな白髪染めを約半年前からさせていただいています。
そのため、元々白髪染めをされている方よりもダメージはないですが、根元からしっかりと癖が伸びてしなやかなストレートになっています。
仕上がりの写真は手で乾かしただけです！
30代のお客様
Before
After
ボリュームが出て、ダメージにより髪がどうしてもまとまらない髪質のお客様。酸性ストレートパーマで表面も内側も艶やかなストレートになり、まとまりと艶が出ました。
こちらも、仕上がりの写真は手で乾かしただけです！
20代のお客様
Before
After
ハイライト履歴があり、髪のダメージと癖が気になり、梅雨時期の入りまとまらなかったお客様です。綺麗に癖が伸びて柔らかなストレートヘアになりました。梅雨が終わったらパーマをかけましょう！
■ダメージ最小のカラー剤「イルミナカラー」
イルミナカラーには大事な３つのポイントがあります！
【Point1】世界で一番傷まないカラーリング
毛髪に付着する「不純物※銅イオン」の影響を最大限に防ぐのでヘアカラーによるダメージを最小限に抑えて、髪のごわつきも少ない軽やかな手触りになります！
日本の水道水に含まれる銅イオンは髪に残留すると、紫外線のダメージを加速させ、カラー施術時に過剰ダメージを引き起こし髪のごわつきにつながります。
イルミナカラーは銅イオンをカラー剤と触れ合わなくしてくれるため、キューティクルが過剰に反応しないため、ダメージを少なくし、色持ちの良さにつながります！
つまり、キューティクルを最小限に開き少ない隙間から、染料をゆっくりと入れるためキューティクルに負担をかけないので、
１、染まり上がりからツルツル
２、時間が経ってもキューティクルが開いてきづらいので色持ちUP
と、なります！
【Point2】続けるたびに、バージンヘアのような、輝きのあるツヤ感に！
イルミナカラーは続ける度に、髪に残留する銅イオンを封鎖して洗い流してくれます！
そのため、金属イオンが除去され、不純物が削減されるので、キューティクルがダメージしづらくなります！
キューティクルが健康な状況だと、カラーリングの染料が落ちづらく、さらに色持ちが良くなります♪
【Point3】髪に透明感と柔らかさが表現できる、青～紫の「クリスタルアッシュパレット」を採用
日本人特有のオレンジを抑えるブルーアッシュと黄味を抑えるバイオレットアッシュをベースに色が配合されているので、上質なつやと透明感が実現できます！
また、ブルーベースの色素の持ちが良いので、施術後、赤みが出づらく透明感も長持ちします！
色が与える印象は大きく、イルミナカラーは日本人特有の硬い髪を柔らかく見せてくれます！
つまりまとめると？
・ヘアカラーにおけるダメージ要因を最大限、引き起こさない
※イルミナカラー５回のダメージ＝通常のカラー１回のダメージ
・ツヤ感UP！
毛髪に残る銅イオン（不純物）の影響を防ぐので、ごわつきを抑え、軽やかなツヤ感溢れる手触りになります
・色持ちUP！
キューティクルに負担をかけずに染めるため、続ける旅に色持ちUP！
・髪が柔らかく見える色素配合
日本人の髪でも柔らかく見える、青～紫の「クリスタルアッシュパレット」の色味を採用
イルミナカラーは透明感のある色味が注目されがちですが、一番のポイントはなんといってもダメージの少なさ！
ヘアカラーを短期間で繰り返しても、ダメージを感じないほどのツヤ感と手触りの良さが一番のポイントです！
■白髪染めに関して
白髪は黒い毛に比べて、キューティクルの枚数が多く頑丈です。そのため、白髪を染めるため必要なものは
・キューティクルを開くアルカリ量
・白が茶色くなるだけの染料
この２つが必要となります。
つまり、白髪を染めるためには、この２つの要素を、白髪が染まるギリギリの値に調整したおしゃれ染めの薬剤を配合すればダメージが格段に少なくなります！
白髪染めの場合は、この１の部分（リタッチ部分）を寺尾式オーダーメイドグレイカラー、２の部分はダメージレスイルミナカラーでカラーリングします。
■寺尾式オーダーメイドグレイカラーとは？
この１の部分の配合にこそ、秘密は隠されています。
この１の部分において僕は主に３つの薬剤をお客様の
・髪質
・ダメージ具合
・希望明度
・希望色相
に合わせてベストな配合をしています。
そうすることでダメージが少なく濁ることのない透明感のある明るさで白髪を染めることに成功しました！
・ダメージする
・暗くなる
・明るく出来ない
などの心配は全くありません！
また、この配合は特殊な理論のため、他の美容師さんとは大きく違う配合になっており、髪質やダメージに合わせてすごく細かい配合となっております。
また、お客様の髪の状態によっては、一度で透明感のあるグレイカラーをすることが難しい場合もございます。ホームカラーをされている方や、何回も黒染めをされている方などは、３ヶ月～半年の間で３回ほどお時間をいただければと思います！
■寺尾式オーダーメイドグレイカラーのメリットとは？
・ダメージレスでツヤが出る
・明るく染まる
・濁らない
■繰り返すたびに、綺麗になる
また、寺尾式グレイカラーは繰り返すたびに髪が綺麗になり、髪が柔らかく、色持ちがよくなります！
最初にカラーした部分が半年後には６cmの位置に、１年後には１２cmの位置に、２年後には２４cmの位置まで伸びていきます。
そうすると、寺尾式グレイカラーを繰り返していくと、ダメージを少なくして染めた部分がベースになるので、艶やかな柔らかい髪を作ることが出来ます。
■ダメージ最小の掛け合いにより安心安全が実現
僕はお客様に薬剤施術をさせていただく時に髪の体力に気を配ります。
髪は死滅細胞と言われているため、基本的に１度負ってしまったダメージをなかったことには出来ません。
そのため、縮毛矯正やカラーリング１つ１つのダメージが大きいと、同日にした場合、１日で大きなダメージを負うことになります。
しかし、僕が行う酸性ストレートパーマやイルミナカラーはダメージが際方言で済むため、同日に施術しても大きなダメージにはなりません。
これが僕が縮毛矯正とカラーリングを同日に施術することが出来る理由です！
髪の体力回復、髪質改善には酸熱トリートメントもオススメ！
詳しくはこちらを参考にしてください！
■お客様と美容師の二人三脚が大事！
髪を綺麗にするためには美容師との二人三脚が必ず必要となります！
そして、美容師には髪質判断とカウンセリング、それに合わせた薬剤知識、薬剤選定、ブローやアイロンワークの技術がとても重要になります！
しっかりとカウンセリングを行い、二人三脚で美髪を手に入れましょう！
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