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寺尾 拓巳 (てらおたくみ)
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■30代で白髪発見!これって早い?遅い?
鏡を見ていると、白髪発見!!!
そんな経験がある方が大半かと思います。
平均的な白髪の発生年齢は日本人の場合、男性34歳、女性35歳です。
さらに頭髪の半分が白くなるのは、平均で男性が55歳、女性が54歳で、男女ともほぼ同じ年齢です。
■白髪の原因
ただ、原因と考えられるものがいくつかありますので、書きたいと思います。
白髪になる原因、その1 加齢
多くの白髪は老化現象によって始まります。老化によってメラニンを生成するメラノサイト(細胞)が動かなくなり、白髪となります。
白髪になる原因、その2 ストレス
過度のストレスや栄養状態の不良によっても白髪になります。
私たちの体はストレスを感じると、緊張状態になって血管が収縮するため、血流が悪くなります。
そうすると、細胞に十分な栄養が行き届かず、色素形成細胞(メラノサイト)の働きが鈍くなります。
食生活を正し、規則正しい生活習慣、十分な睡眠を取ることが大事です。
白髪になる原因、その3 遺伝
加齢やストレスの他に、遺伝的な影響もあります。
親が若白髪なら、その子供にも若白髪のヒトが多いようです。
平均よりも早く白髪が出始める、いわゆる若白髪の場合は、ビタミンAや鉄分が不足しているといわれています。
詳しくはこちらの記事を参照してください!
■白髪の対処法
1、生活習慣を改善する
体やメンタルの部分でのストレスによって白髪になるため、規則正しい生活、健康な食事をすることは頭皮に対しても、髪に対しても良いです。
すぐに結果が出るものではないですが、長期的なスパンで考えると今からでも考え始めてみると良いですね!
2、切る
根元付近から切ってください。抜くと頭皮にダメージを与えてしまうためおすすめしません!
3、染める
こちらが一番一般的かと思います。
■白髪染めの種類
1、ヘアマニキュア
ヘアマニキュアとは酸性染毛剤のことです。表面に先着するため、ダメージはないです!
しかし、色持ちは2~3週間で明るくすることは出来ません。
2、ヘナ
ヘナとは、インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたものです。
ヘナには、ローソニアという色素成分が含まれており、髪の主成分であるケラチン(=タンパク質が線維状につながったもの)にからみ付く性質があります。この作用で髪がオレンジ系に染まります
染まりがヘアカラーに比べると甘く繰り返すことでしっかりと発色し、こちらも明るくすることはできません。ただ、植物の粉末のため、髪にケミカル的なダメージはありません。
3、ヘアカラー
一般的に言われているヘアカラーとは酸化染毛剤のことです。(以後、カラー剤)
ヘアマニキュア、ヘナと比べると染まりがよく、明るくすることも可能です。
ただ、髪には少し負担がかかります。
それは
⒈脱色
⒉発色
■カラーリングで色が変わる仕組み
カラーリングで色が変わるしくみを簡単に説明したいと思います。
髪の毛の構造は以下の通りです。
カラーリングで主に染色するのは、図のコルテックスの部分です。
ここに染料を届けるために、
1、キューティクル(窓)を開く
2、染料を届ける
3、発色させる
4、キューティクル(窓)を閉じる
といった流れで、髪に対して影響を与えるのがカラーリングです。
■白髪染めとオシャレ染めの違い
おしゃれ染めと、白髪染めの違いとは?
大きく挙げるとすると2つです。
違い、1 強さ(パワー)が違う。
白い毛の方がキューティクルの層が厚く、染まりづらくなっています。
何重にもなったキューティクルを広げるために、おしゃれ染めよりも強いパワーの薬剤を使用する必要があります。
強い薬剤=ダメージがある
こちらは美容、髪の世界においては絶対的なことです
白髪染めはおしゃれ染めよりも痛みます。
違い、2 色が濃い
1、明るい茶色の毛をこげ茶色にする
2、白い毛をこげ茶にする
1と2、どちらの染料が濃くないといけないかは言わずもがなだと思う。
そのため、おしゃれ染めに比べて、白髪染めは濃い染料を使用しています。
よく美容師さんに白髪染めをすると明るく出来ない、などと言われるのはこれが原因です!
白髪染めのデメリット
デメリット、1 おしゃれ染めよりもダメージが大きい
デメリット、2 おしゃれ染めよりも暗くなってしまう
■ホームカラーと美容室カラーの違い
こちらもしっかりと説明したいと思います。
いわゆる、薬局やスーパーで販売している、ホームカラー用品。こちらは誰にでも簡単に染めれるように、パワーだ強く、濃く作られているものがほとんどです。
そのため、手軽にお家で染めることはできますが、とても痛みます。
片や、美容室でカラーリングする場合は美容師さんがしっかりとカウンセリングをし、毛髪診断、頭皮診断を行い、一人一人に合った薬剤を選定し、また部分的に塗り分けも行うような優しいカラーリング。
そのため、仕上がりはもちろんですが、ダメージ具合も全然違います!
ホームカラーのメリット
・手軽に染めることができる
ホームカラーのデメリット
・仕上がりが暗くなる
・ダメージが大きい
・毛髪診断が出来ない。
■白髪染めにシフトチェンジするには?
次は白髪染めに切り替える時の話をしたいと思います。
これが一番早いです。
ただ、この時に注意する点がいくつかあります!
■寺尾的、ファーストグレイ(初めての白髪染め)で注意する点
・明るさをどれくらいにしたいか必ず写真でイメージ共有する。
・アッシュ系にしたい場合は、色味をイメージを写真で共有する。
・明るさをどれくらいにしたいか必ず写真でイメージ共有する。
こちらは先ほど、白髪染めとオシャレ染めの違いのところで述べたとおり、オシャレ染めに比べて、白髪を染める場合は暗い染料のカラー剤を使用することが非常に多いです!
「明るく白髪を染めたい」と伝えると多くの美容師さんは「かしこまりました!白髪が染まる範囲で明るくさせていただきます!」と答えてくれると思います。
が、しかし、これで安心してはなりません!
美容師さんの言う明るく白髪を染める、と言う明るさは、恐らく、みなさんが想像する明るく染めた髪色よりも相当暗くなるはずです!
なぜなら、通常の白髪染めの範囲で明るくと言うことは通常のオシャレ染めと比べて少し暗くなるからです!
そのため、白髪を染める前に必ず、美容師さんと明るさのイメージ共有を写真で行なってください!
・アッシュ系にしたい場合は、色味のイメージを写真で共有する。
こちらもすごく重要かと思います。
なぜなら、白髪を染めるための染料にはブラウン(赤み)染料が必要不可欠だからです!
人間には世界各国を見渡すと、たくさんの人種、髪色の方々が存在します。
人間の頭の中にメラニンには大きく分けて、2種類存在します。それが、ユーメラニンとフェオメラニンです。ユーメラニンは黒色~こげ茶色、フェオメラニンは赤茶色~黄色の色素です。
髪に含まれるユーメラニンの量が多いと黒色で、少ないとこげ茶色というように、髪に含まれる量によっても色が変わるのが特徴です。
簡単にまとめるとしたの表のようになります。
そのため、思っていたよりもアッシュの色味が出ない、思っていたよりも赤い、などといったことが起こりやすいです!
アッシュ系にしたい場合は、白髪を染める前に必ず、美容師さんと色味をイメージを写真で共有してください!
■白髪を改善するための習慣
習慣その1 規則正しい生活で、ストレスフリーに!
過度のストレスや栄養状態の不良による白髪に対しては、やはり、規則正しい生活と食生活、ストレスを溜め込まない生活を心がけることが有効です。ビタミン!や鉄分などを多く取るようにしましょう、
習慣その2 ヒト幹細胞培養液
近年、美容外科や化粧品などで話題沸騰中のヒト幹細胞培養液。
簡単に説明すると、ヒト幹細胞培養液は毛髪、頭皮において働きが鈍くなった毛母細胞や色素生成細胞(メラノサイト)に対して、再び活発に活動するように働きかける効果があります。
そのため、発毛効果や育毛効果、白髪を減らす効果が認められています!
このヒト幹細胞培養液に関しては、導入している美容院は少ないですがLafでは今春から導入しました!
成分や効能、ホームケアの仕方など、後日、詳しく書かせていただきますので、ご期待ください♪
■白髪染めQ &A
ここではよくあるQ&Aを紹介したいと思います!
Q&A 1
個人に差はありますが、「表面と顔周りの白髪がキラキラと光り始めたら」で良いかと思います。
人によって白髪が生える場所はそれぞれですが、一番目立つのは表面(分け目)と顔周りです。オシャレ染めで白髪が染まり切らないと中間毛先部分がキラキラと光り出して汚く見えてしまします。
そうなったら白髪染めにシフトチェンジした方が良いと思います。
逆に、表面や顔周りに白髪がなくて、中の方に白髪がある方は、なかなか目立ちづらいので、lハーフアップにしたりしない限りは白髪染めにシフトチェンジする必要はないかと思います。
Q&A 2
5~15% オシャレ染めと同じ頻度の約2ヶ月
16~30% オシャレ染めよりも少し早い約1ヶ月~1ヶ月半
31%~ 最短の3週間
を目安に考えてください!
Q&A 3
基本的に綺麗な髪色を保つために毛先を染める最適な頻度は2~3ヶ月だと思っています。
毛先のダメージをなるべく抑えるためにもカラーリングの回数はなるべく抑えた方が良いと考えます。
お勧めとしては2,3回に1回毛先まで染めるぐらいが良いです!
Q&A 4
1、コームを使って頭皮につかないように染める
コーム(くし)を使って頭皮につかないように染めることで、頭皮への負担を限りなく0にすることができます。ただし、毛根から染めれないため、通常より伸びるのが早く感じると思います。
2、処理剤でデトックスシステムを使用する
Lafでは処理剤の中に「デトックスシステム Rezo」と言う処理剤があります。
こちらは
頭皮に対する刺激が約60~90%減少
アルカリ剤による刺激を引くことで、頭皮の荒れ・かぶれ・老化を防ぎます。
毛髪の残留薬剤が約70%減少
残留して反応し続けるアルカリ剤・過水を引くことで、髪のパサツキ・頭皮の老化(抜毛・薄毛)を防ぎます。 毛
髪に対する薬剤の残臭が約90%減少
化学反応によって毛髪内にとどまる残臭を引くことで帰宅後の不快感から解放されます。
これらの 3 つを「引く」ことでお客様の頭皮や毛髪に対する不満を解消します。
デトックスシステムRezo 1100円(税込)
Q&A5
うまく付き合えるように一緒に頑張りましょう!
Happyは髪型から♪
最近、ブログを見て
初めて来てくださる方が増えてます!!!
なんでも気軽にご相談ください(^^)
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