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![寺尾 拓巳 (てらおたくみ)](http://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2020/01/staff_0048-80x80.jpg)
寺尾 拓巳 (てらおたくみ)
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こんにちは!
GARDEN × Ramie
寺尾拓巳です(^O^)/
![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-06-22.38.10.png)
まず、
ヘアスタイルの軽い、重いとは?
まず、そもそもヘアスタイルの重たい、軽い、とは?というところに着目したいと思います。
よくお客様とのカウンセリングの中で、
![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2018/12/スクリーンショット-2018-12-06-22.46.30.png)
と、言われる場面が多々あります。
この「重い」「軽い」と言ったワードをしっかり理解した状態で美容師に、どういったヘアスタイルになりたいか?を伝えることが重要であり、美容師側も何が重く感じているか?軽く感じているか?を汲み取ることが重要です!
ヘアスタイルの毛量が重い、軽い場合
基本的によく言われる「量が多くなってきたので軽くしたい。」というワードは、カットしてから時間が経って物質的に毛量が増えてきて扱いづらくなった場合が多いかと思います。
この場合は、毛量を少なくするカットが必要になります。
梳く(すく)とは?
梳くとは、セニング(すきバサミ)などを使用して毛量を少なくする技術のことを言います。
僕はカットのい際、大きく分けて2種類のハサミを使います。
一つがこちらのシザー(通常のハサミ)
![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2019/07/S__12337155-e1562852751596-300x225.jpg)
主に長さを切るために使います。
もう一つがこちらのセニング(すきバサミ)
![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2019/07/S__12337154-e1562852767669-300x225.jpg)
主に量をとるために使用します。
刃の部分が中抜けになっていて刃がある部分のみ切れてくれます。隙間の間隔に合わせて一太刀で切り取れる毛量が決まっています。僕の場合は写真下部の18%と写真上部の30%を髪質、毛量、ダメージ、場所によって使い分けています!
ヘアスタイルのシルエットが重い、軽い場合
毛量とは別で、髪が重くなる場合があります。それが、シルエットです!
シルエットが重いというのはレイヤー(段)が入っていないということです。
こちらは実際のヘアスタイルを見ていただいた方が分かりやすいと思います!
例えば、重いスタイル
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![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-20-23.10.23-203x300.png)
こういった感じで、段があまり入っていません。上の毛と下の毛が同じ位置くらいに収まるイメージです。
例えば、軽いスタイル
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こういった感じで段が入っています。上の毛が下の毛より短くなっています。
レイヤーカットとは上の毛が下の毛より短くなるようにカットすることを言います。
よくある意思疎通間違いパターン1
まず、1つ目は量を少なくしたかったのに、レイヤー(段)を入れられてしまったパターンです。
お客様が思い描いていたスタイルとシルエット的に異なり、軽さはあるけども、動きが出すぎてまとまりが悪くなることが想定されます。
この場合は、段の高さ(上の毛の短さ)にもよりますが、上の毛を伸ばしながら、下の毛は徐々に切っていき段差をなくしていく必要があります。
一回のカットで段差を無くすために、上の毛の長さに合わせて下の毛をカットしてしまうと、とても短くなってしまいます。
焦らずに上の毛を伸ばしていくことを考えましょう!
よくある意思疎通間違いその2
2つ目は、レイヤー(段)を入れてシルエットを軽くしたかったのに、量を取られすぎて軽くなりすぎたパターンです。
毛先に厚みが出ず、スカスカしたような感じになり、乾燥してまとまらないことが想定されます。
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この場合はセニング(すきバサミ)の使用回数が多くヘアスタイルの中,または毛先が図のような状態になっています。
中の短くなった毛を伸ばしていくことに注力しましょう!根元の方は毛量が残っていますが、短くしすぎるとより扱いづらくなります!
髪が軽くなりすぎた場合の対処法
髪が軽くなりすぎた場合は、基本的に髪を伸ばすことが大事だと思います。ただ、伸ばしていく工程や、伸ばしている最中のスタイリングなどで日々の扱いずらさが変わってくると思います!
その1 カット
カットでは主に重みが出ていくようなカットを心がけます。
毛量が軽くなりすぎたヘアスタイルは毛先に厚みを出すためにブラントでカットします。
ヘアの毛先を切りそろえたカットのこと。毛先をぱっつんにカットした、切りっぱなしヘアのことを指します。
![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2019/07/スクリーンショット-2019-07-20-23.29.53-263x300.png)
通常、毛先を馴染ませるために図のようにカットラインに対して斜めにハサミを入れることが多いですが、あえて厚みを出すために、カットラインそのままにパツっと切ります。そうすることで、薄かった毛先に少し厚みを出すことができ、少しずつではありますが、まとまりをよくすることが出来ます。
その2 スタイリング剤
軽くなりすぎた髪はまとまりが悪くなるため、スタイリング剤はまとまりが出るヘアバターがオススメです!
現在、ヘアバターには色々なタイプが出ています!オススメの物を載せておきますので、参考にしてきださい(^ ^)
mmクリームバター
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ヘアバターとクリームをミックスさせたバターです。柔らかく、操作性が良いです。しっとりとした質感でまとまりもよく、肌にも優しく、ボディにも使えます!
mielオイルクリーム
![](https://takumiterao0605.com/wp-content/uploads/2019/07/S__12550146-300x300.jpg)
ヘアバターとオイルを混ぜたバターです。通常にヘアバターよりツヤが出やすくベタつきが少ないです。
その3ホームケア
髪のまとまりには潤いが必要不可欠。髪を健やかに伸ばしていくためにもホームケアはとても大事です!
ホームケアにはシャンプーやトリートメント、アウトバスのオイルやクリームなどいろいろあります!ここでは3つに分けて説明します!
①毎日使うシャンプー、トリートメント
毎日使うので、こいつはかなり重要です!市販のやつとサロン専売品だとどっちがいいの?
と、よく聞かれますがいい成分がたくさん入っているシャンプーはやっぱりいい値段します。
ぼったくりはないと思います!ただ、髪質に合う合わないはあるので担当の美容師さんとしっかり相談してお試しできるものはしっかり試してから購入するようにしてください!
②オイルなどのアウトバストリートメント
乾かす前につけるのが主にここになります!お風呂の外で使うことから「アウトバストリートメント」なんて言われたりしますね。
乾かす前につけることで、ドライヤーの余分な熱から髪を守ってくれたり、乾かしてからの摩擦のよるダメージからも守ってくれます!しっとりするタイプを好む方が非常に多いですがしっとりし過ぎは油分を多く含むためサラッとまとまるくらいの感じがオススメです!
オススメはこっちら↓
③集中ケアパック
以前、紹介したAngeeがここになります!週に一回くらいの頻度でするヘアパックですね!
毎日つけるトリートメントは外部補修、集中ケアパックは内部補修となります!内側にしっかり補修成分をいれることでしっとりツルツルになります!
毎日使ったらダメかって?
ダメです!
毎日使うとしっとりしすぎて乾かなくなってしまいます!正直、僕の一押しはこの集中ケアパックです!
理由は続けやすさ!!!
コストパフォーマンスはサロンのシャンプーより良いし、オイルみたいに毎日つける必要がない!気になった時に、普段のトリートメントに替えてつけるだけで簡単なんです!
カウンセリング時のイメージ共有が大事
最後になりますが、美容室に行く際、カウンセリング時のイメージの共有はすごく大事です!初めて行くところなら、なおさらです!
軽くするにも、段を入れたいのか、量を取りたいのか、をしっかりと伝えてください!
不安な方は、ヘアスタイルの話をする際に「重めが好きです。」と一言、美容師さんに伝えておくと良いと思います!
髪が軽くなりすぎて困っている方、悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください!ケアをしながら元の戻せるようにお手伝いさせていただきます!